恋愛小説:巡り合い
最終話 本部の会社では代休と有給休暇を合わせると30日間の自由な時間を持てるようになった聖志だったが、聖志が実家に戻ってくるのを知り森山印刷会社に赴任してくると知った事で、葉月の母親と長女が運営する観光ホテル旅館菜の花のフロントにある椅子に…
聖志は人事部に辞表を出したはずが、以前に会社の役員会と(取締役会)理事会での判断で辞表は先送りで無効とされていた。しばらくすると、聖志に営業部統括部長から出張命令が出された。「駿河聖志君、忙しいと思えるが少し話があるのだが、今大丈夫かな?…
聖志は会社を辞める事を決意し辞表を人事部に提出されていたが、上層部へは届けられず人事部で止まっていた。 そして、人事部の部長から話があると声を掛けられた。「時間は大丈夫かな、駿河営業部第一課長、少し話をしようか?」「はい、時間は大丈夫です」…
大学付属の第二経済学専門学校で、何度か聖志が講義をしていくうちに、生徒達とも打ち解けたようだった。生徒達は、聖志が経済学専門学校での優等生の生徒だったか、卒業してから就職活動をして就職し現在の状況で、どんな仕事をしているのかを知っていく。…
病院から警察へ連絡しますかと言われた春奈は、連絡しないように頼み込んだ。春奈は、同棲していると嘘をつき、更に婚約者であると嘘をついた。病院の医師からは、もう少し遅ければ命を落としていたかもしれないと言われるが、医師の話を最後まで聞く事はな…
男女の関係には「相性」というものがある事を葉月は良く言っていたが、聖志はいつも頷くだけだった。葉月は頷くだけの物静かな聖志に、疑問を感じ思うことがあった。葉月の心の思いは、恋ではなく、愛されたいと思うようになっていたが、この時の聖志は葉月…
恋愛小説:巡り合い<序章>恋の奏でる旋律は、生と死を求めた、あの時からはじまった。「=恋=」とは、成熟し結婚へ結ばれるものではなく、単なる通り道に過ぎないもの。愛することではなく、愛しく思う事もなく、ただ理想を求めていくものだろう。「=初…